■ 日本古筆 ■ 紙本 伝『片桐貞昌(片桐石州)筆』 トップ 書簡(箱書:石州流帰命庵宗弥) <230512047>

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(株)賢祥堂美術 オークション
Gallery KENSYODO Auction 
*■ 日本古筆 ■ 紙本 伝『片桐貞昌(片桐石州)筆』 書簡(箱書:石州流帰命庵宗弥) <230512047>*



  作品データ

本紙 16.5cm×32.6cm

軸 99.5cm×45.7cm


経年による古色が加わっています。
詳細につきましては画像をご参照ください。



片桐石州(1605~1673)

江戸前期を代表する大名茶人。
片桐且元の弟貞隆の子で摂津茨木に生まれる。
名は長三郎貞俊、のち貞昌。
大徳寺の玉舟和尚に参禅し、三叔宗関の号を与えられる。
また石州の名は1624年(寛永1)12月石見守(いわみのかみ)に任ぜられたのによる。
27年父の没後大和小泉1万6400石を襲封した。
33年幕命により徳川家の菩提所である京都東山知恩院の作事奉行にあたったのをはじめ、
各所の作事奉行、郡奉行、巡見奉行などを勤める。
茶は千道安の弟子 桑山左近貞晴に習う。
1648年(慶安1)将軍徳川家光の命により柳営御物の分類整理を行い、
65年(寛文5)11月には江戸城黒書院で将軍家綱や老中たちに点茶している。
指南書である『茶湯三百ヶ条』はこのとき上進したものと伝える。
これ以前61年(寛文1)12月『石州佗びの文』を書き、
「茶湯さびたるは吉、さばしたるは悪敷と申事」と述べたことは有名。
大和小泉慈光院、大和當麻寺中之坊(円窓の席)に好みの茶席がある。
70年三男貞房に家督を譲り、隠居。延宝元年11月小泉に没す。


※タイトル末尾の数字は管理番号です。


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